
エンジニアって稼げるんでしょ?

めちゃくちゃ稼げます。自分は24歳新卒で年収500万円でした。
今回は、エンジニアが稼げる理由とエンジニアになるメリットについて解説します。
「エンジニアってなんで給料高いの?」
「エンジニア目指そうか迷ってる」
「エンジニアになって稼ぎたい」
「副業でも稼ぎたい」
といったことを考えている人に、オススメの内容になっています。
なぜエンジニアが稼げるのか?
エンジニアと聞くと、年収が高いイメージがありますよね。
なぜそんなに稼げるのか、具体的に理由を解説します。
結論を言えば「需要が多く、供給が少ないから」です。
モノの価値というのは、全て経済の需要と供給で決まります。
- 欲しい人が多いか、モノが少ないと価格は上昇
- 欲しい人が少ないか、モノが多いと価格は下落
これは、仕事においても同じです。
エンジニアを欲しがる企業が多いか、エンジニアが少なければ価値(給料)は上がります。
今の時代、エンジニアを欲しがる企業が多く、エンジニアは少ない状態です。
つまり、最高にエンジニアに価値がついているんですね。

本当にそうなの?
業種別の求人倍率は、こちらです。
業種 | 求人倍率 |
建築・土木技術者 | 6.04 |
介護サービス | 5.30 |
機械整備・修理 | 4.70 |
医療技術者 | 2.50 |
エンジニア | 2.24 |
販売営業 | 1.54 |
接客業 | 1.37 |
清掃業 | 0.97 |
会計事務 | 0.46 |
一般事務 | 0.25 |
美術家、デザイナー | 0.14 |
出典:東京ハローワーク
求人倍率とは、一人に対してどれだけ求人があるかという数値です。
建築・土木関係や、介護サービスは、慢性的に人が足りていない業界です。
医療技術者やエンジニアは、知識やスキルを求められるため、誰でもすぐになれるという職種ではなく、こちらも人不足になっています。
求人倍率が高いほど、需要があり供給が少ないということになるので、給料も高くなるべきですが、必ずしもそうなっているとは限りません。
介護は、エンジニアより求人倍率は高いですが、給料は圧倒的に少ないです。
なぜかというと、仕事がキツく、なかなかやりたい人がいないため、供給が少なく、求人倍率が高くなっています。

人が集まらないなら給料をあげればいいんじゃない?

そういうわけにもいかないんだよ。
求人倍率が高いのに、給料が上がらない業界というのは、収益率が悪く、なかなか稼げないのです。
介護はどこから利益が出るかというと、介護者の家族から介護料としてお金をもらいますが、これを増やすには、介護者を増やすか介護料を上げるしかありません。
しかし、介護者はこちらから営業をして増やすようなものでもありませんし、社会福祉的な立ち位置の介護は介護料を上げることも難しいです。
(ボランティア精神で、あまりお金をとるべきじゃないよねという風潮)
そんな理由で、収益増加が見込めない業界は、給料を上げられないので、人が集まらず、求人倍率が高くなりがちです。

エンジニアは大丈夫なの?
次に、エンジニアはどうなのかですが、IT業界の収益構造は、ネット上でサービスを展開して収益を得ます。
このネット上で収益を得るというのは、いつでもどこからでも世界中を相手に商売できるという状態であり、非常に収益率が高いです。
製造業などに比べて原価もかからないので、売り上げの大半が利益になります。
(専門用語で言うと、営業利益率が高い業界)

つまり、利益がめっちゃ出る業界ということだね。
利益が出る業界ということは、給料も上げることができるので、給料を上げてどんどん人を雇います。
給料が高ければ、人が集まってきます。
人が集まりすぎると、供給過多になり、求人倍率が下がる…はずですが、エンジニアの求人倍率は2倍を超えています。

給料をあげても人が集まってこないからキツい業界ってこと?

半分正解です。
仕事自体がキツく、人が集まらないかというとそうではありません。
エンジニアの場合、なるまでのハードルが高く、そもそも人が集まりにくいのです。

確かに、プログラムって何書いてあるか全然分からない。
と、ここまででなんとなくエンジニアが稼げる理由がわかってもらえたでしょうか?
少し長くなってしまったので、一度まとめます。
エンジニアがなぜ稼げるのか
- IT業界は利益率が高く、稼げる業界
- エンジニアになるまでのハードルが高く、人が集まらない

稼げる業界なのに、人が少ないので、一人当たりの給料が高くなっていくんだね。
エンジニアになるメリットは稼げるだけじゃない!
「稼げるならエンジニアになりたい!」と思っても、少し待ってください。
エンジニアになるメリットは、稼げるだけではありません。

まだ何かいいことがあるの?

あります。それは「自由」ということです。
お金より、こっちの方が重要です。
エンジニアのメリット
- 時間単価が良い
- 働き方が自由
- スキルが身につくので、他業界への転職も容易
- 副業と相性が良い
それぞれ解説していきます。
エンジニアのメリット① 時間単価が良い
時間単価とは、時給のことです。
つまり、時給の高い職業というわけです。

なぜ時給が高いの?

専門的な知識が必要なのと、制作物の使い回しができるから。
専門的な知識が必要な仕事の方が給料が高いのは、イメージしやすいですよね。
医者や弁護士は、専門知識が必要だから給料が高いわけです。
エンジニアも同様に他の人が簡単にはできないプログラミングという専門知識が必要になるため、給料が高くなります。

なるほど、製作物の使い回しができるというのはどういうこと?
製作物とは、エンジニアの場合、作ったプログラムのことです。
プログラムというのは、一度使ったからといって無くなるものではありません。
何度でも繰り返し利用することができます。
AというWebサイトをゼロから作った後に、BというWebサイトを作る場合、Bを作る時には、Aで作ったプログラムの一部もしくは全部をコピーして使うことができます。
Aを作るのに、10時間かかったとしても、Bは5時間で作れたりします。
これを繰り返していくと、再利用できるプログラムが増えて、どんどん短い時間でサイトを作成できるようになっていきます。
これは、医者や弁護士の場合では無理です。
例えば、医者の場合、一人を手術して治療したからといって全く同じ病気の人に「手術を使い回す」なんてことはできませんよね。毎回ゼロから手術をすることになります。

これが製作物の使い回しができるということです。

なるほど、作る時間が短くなるから時給が高くなるってことなんだね。
そして、作る時間が短くなるということは、その分自由な時間が増えます。
この自由な時間が増えるというのが、とても重要です。
その余った時間で別の仕事をしたり、副業したり、遊んだり色々できます。
ちなみに当ブログで発信しているエンジニア不労所得ロードマップでは、この余った時間で副業と投資をオススメしています。
エンジニアのメリット② 働き方が自由
次に、働き方についてです。
ほとんどの職業は、会社に出社して仕事をすると思いますが、会社に行かずどこでも仕事ができる職業も存在します。
エンジニアもどこでも仕事ができる職業になります。
もちろんエンジニアでも出社が当たり前の会社はまだまだ多いですが、リモートでの働き方が可能であるということが重要です。
そもそも、物理的に絶対に職場に行かないと無理という職業も多く存在します。

建設業は、現場に行かないと家を建てられないもんね。

リモートで家を建てられるようになったら革命的すぎる。
作業用ロボットを派遣して自動で建設なんてことが可能になる未来は来ると思いますが、今は無理です。
現実的に考えて、今の時代、リモートで働ける職業というのは限られます。
- エンジニア
- デザイナー
- Webライター
- 動画編集
などなど、ネットを使った働き方ができる職業が中心になります。

通勤電車に乗らなくて済むってだけで魅力的だな〜。
私の会社は、コロナの影響で完全リモートワークになりました。
もう1年半以上、一度も出社していません。
オフィス自体無くなったので、コロナが収束しても出社する必要はなくなりました。
その結果、どうなったのか。
毎日、5時間以上の自由な時間が増えました。

そして働き方が自由になってよかったのは、時間だけではありません。
上司より先に帰りづらい空気感、行きたくない飲み会、これらの精神的なストレスもなくなります。
働く場所が自由になると、時間だけでなく、人間関係のストレスも無くなります。
これも大きなメリットですね。
定時という概念も無くなったので、働きたい場所で働きたい時間に働けば良いという環境になりました。

好きな場所で好きな時に働けるのは最高だね。
その分、しっかりと成果は出す必要はありますが、非常に自由な生活になります。
エンジニアのメリット③ スキルが身につく
エンジニアは専門知識が必要だと書きましたが、その専門知識は自分のスキルになります。
スキルを持っていると、個人で稼ぐこともできますし、いろんな業界への転職も容易になります。
今は誰でも個人で稼げる時代になりました。
- 個人YouTuber
- 個人投資家
- 個人ブロガー
いろんな個人の働き方があります。
個人でエンジニアのスキルを持っていると、フリーランスとして個人で活動していくことも可能です。
また、フリーランスにならなくとも、スキルがあると転職も簡単です。
特にエンジニアのスキルは、業界に関係なく重宝されるので、どんな業界にも転職しやすいです。
例えば、WebサイトはIT業界だけでなく、医療でも美容でも食料品でも、今やほぼ全ての業界で利用されていますよね。
そこでWebサイト作れます!というスキルを持っていれば、どんな業界にも転職しやすいわけです。

美容業界のWebサイト制作として関わったりできるわけだね。

そして、今のトレンドは、XTech(クロステック)です。
クロステックとは、色々な業界にITを掛け合わせようという動きです。
例えば、FinTechなら、Finance(金融)にIT技術を掛け合わせた用語で、金融業界をIT技術でさらに良くしていこうという意味になります。
これからさらに多くの業界が、IT技術を取り入れていきます。
そんな今、エンジニアとしてスキルを身につけておくことは大きなメリットになります。

どんな業界でもエンジニアは活躍できるんだね。
エンジニアのメリット④ 副業との相性が良い
これまでに紹介したエンジニアのメリットは、副業と相性がよく稼ぎやすいです。
- いつでもどこでも働けるという性質
= 副業しやすい - スキルや制作物を使い回しできる性質
= 効率よく稼げる - 世の中の需要が高まっている状態
= 案件が多い
具体的にどんな副業が良いのかについては、こちらでまとめてあります。

当ブログのエンジニア不労所得ロードマップの方針も「会社員エンジニアをしながら、副業で稼ぐ」です。
副業で稼ぐことは、重要です。

国も副業推奨しているもんね。

副業は、お金のためではなく、将来の自由のためにやりましょう。
稼ぎたいならエンジニアになるべき理由 まとめ
今回の内容をまとめます。
エンジニアが稼げる理由
- 需要があり供給が少ないから
- ITが利益を出しやすい業界だから
エンジニアのメリット
- 専門知識と制作物の使い回しで、時給が高い
- 働き方が自由
- スキルが身につき、他業界への転職がしやすい
- 副業と相性が良い
当ブログでは、未経験からでもエンジニアになり、スキルアップして副業や投資で稼ぎ、不労所得で生活できるようになるための知識を発信しています。
エンジニアを目指している人、副業や投資を始めたい人、不労所得で働かなくても生活したい人には参考になる内容となっています。
Twitter(@1lifengine)でも、エンジニア向けの情報発信をしていますので、よろしくお願いします!


コメント