初めまして、ユウと申します。
大半の人が僕のことを知らないと思うので、軽く自己紹介をしておきます。
- 2014年に個人でアプリ開発を開始
- 2018年にエンジニアとして企業に就職
- 現在は、企業で働きながら個人開発・副業・投資で副収入
詳しくは知りたい人は、プロフィールを見てください。
さて、早速本題ですが、皆さんの人生のゴールは何でしょうか?
「良いパートナーを見つけて幸せに暮らしたい」「世界中を旅したい」「田舎でスローライフ」
色々あると思いますが、共通して言えるのは「人生自由に生きたい」だと思います。
人生自由に生きるための条件は「時間」「場所」「人間関係」「お金」の4つを自分でコントロールできることです。
「いつ、どこで、誰とお金を稼ぐか(使うか)」これさえコントロールできるようになれば人生自由になります。
このブログでは、これらの自由を達成するためのノウハウを発信していきます。
どんな人でも参考になるように書いていきますが、特にエンジニアという職業を選択した人、これから選択する人にとっては、再現性高く実行してもらえる内容になっています。
なぜエンジニアなのかについては、後ほど触れます。
今回は、何をどうやって実行すれば、実現できるのか、全体像をお話しします。
大まかな流れは、4ステップです。
- STEP1 会社員エンジニアになる
- STEP2 副業で稼ぐ
- STEP3 独立して稼ぐ
- STEP4 投資で稼ぐ
STEP1~3で徐々に収入を増やしつつ、並行してSTEP4の投資を行います。
流石に一言でまとめると語弊があり、絶対に伝わらない部分もあるので、是非最後まで読んでください。
別に怪しい商材を売りつけようということは一切ありませんので、安心してください。
(あくまで自分の人生設計用としてまとめています。)
人生自由に生きるために必要なもの – 自力の不労所得
「時間」「場所」「人間関係」「お金」を自由にコントロールできるようになる必要があると書きましたが、これら4つを一言で表すと「自力の不労所得」です。
不労所得、いい響きですね。私の一番好きな言葉です。
読んで字の如く、働かずして得るお金のことですが、真の不労所得は、株や債権の配当金です。
つまり投資です。もっというと自分の代わりにお金が働いてくれる仕組みを作ることです。
投資と聞くと、投資=ギャンブルだ!と言う人がいますが、ギャンブルではありません。
きちんと勉強すれば十分安定した収入源になります。
YouTubeやブログは不労所得じゃないのか。とよく言われますが、確かにYouTubeやブログも一度作ってしまえば、自動でお金を稼いでくれますが、安定収入を得るには常に新しいものを作り続ける必要があります。
作り続けるために労働しているので、不労所得ではありませんね。
ただ、コンビニバイトやエンジニアといった時間切り売り型の収入と比べると積み上げ型の収入となるので、副業としては最適です。
その辺りについては、後ほど詳しく触れます。
不労所得を得ることで「時間」「場所」「お金」を自由にコントロールすることができるようになります。
そもそも働く必要がないので、いつどこにいても自由というわけです。
これで、4項目のうち3つは、満たせます。
そして残り1つ「人間関係」を自由にコントロールするにはどうするか。
それは、一人でやることです。
誰かと協力して収入を得ており、その人がいなくなると収入がなくなるような場合、その人と関係を切ることができなくなります。
最初から一人で稼げるようになっていれば、お金に関係なく好きな人間関係を築くことができます。
これが「自力の」という意味です。
これも、真の不労所得である株や債権の配当金であれば、満たしています。
つまり、ここで言いたいのは、最終ゴールは「株や債権の配当金」を目指しましょう。
ということです。
誤解して欲しくないのは、その過程で友人と起業したり、積み上げ型の収入を得るというのは有効な手段です。
最初から全て一人で不労所得だけを目指すというのは無謀というか無理です。
(余談ですが、起業するなら2人で始めるのが一番成功する確率が高いそうです。)
これで目指すべき最終ゴールは明確になりました。
次の章からは、実際に最終ゴールに向けたロードマップを説明していきます。
不労所得で生きるためのロードマップ
ゴールの不労所得に向けたロードマップ全体の流れはこちらです。
- STEP1 会社員エンジニアになる
- STEP2 副業で稼ぐ
- STEP3 独立して稼ぐ
これらと並行して、投資をすることです。
まず、用語の意味を明確にしておきます。
ここで言うエンジニアとは、ITエンジニアのことで、いわゆるPCを使ってプログラムを書く職業のことです。
工作機械を使って金属加工するようなエンジニアではないので誤解しないでください。
そしてエンジニアになる。と書きましたが、これは別にエンジニア以外でも構いません。
必要な条件は以下の通りで、これらを満たしていれば他の職業でも達成できます。
ただ、今の時代エンジニアが条件を満たす中で一番適していると言う理由で選んでいます。
- 時間単価が高い
- 世の中の需要が多く、供給が少ない
- 働く場所が自由
- 仕組み化できる副業と相性が良い
それぞれどういったことなのかは、次の章で解説します。
非エンジニアのままだと何がダメなのか
以下の条件を満たしていれば良いと書きましたが、逆にこれを満たしていない職業だと何がダメなのか。まずは、そこから説明します。
- 時間単価が高い
- 世の中の需要が多く、供給が少ない
- 働く場所が自由
- 仕組み化できる副業と相性が良い
便宜上、上記を満たしていない職業を非エンジニアと呼称します。
実際は、非エンジニアでも上記を満たしている職業はあるので、あくまで上記を満たしていない職業だと何がダメなのかという読み方をしてください。
つまり下のような職業だと何がダメか。ということです。
- 時間単価が低い
- 世の中の需要が少なく、供給が多い
- 働く場所が固定
- 仕組み化できる副業と相性が悪い
具体的に説明していきます。
時間単価が低い
時間単価とは、時給のことです。
つまり、時給の高い職業の方がいいというわけです。
そんなの当たり前じゃないか!と言われそうですが、なぜ時給が高い方が良いのか。
それは、単にもらえるお金の多さではなく、自由な時間が増えるからです。
時給1,000円のコンビニバイトと、時給5,000円のエンジニアでは、1万円稼ぐために拘束される時間が、10時間と2時間で全然違いますよね。
高時給であれば、その分自由な時間が増える。これが重要です。
では、一般的に高時給とされてるエンジニアは、どのくらいの時給になるのかですが、5,000円は超えます。
私は、新卒入社4年目で時給4,000円程度なので、まだまだ伸び代はあります。
RaiseTechというプログラミングスクールの講師は、全員副業で講師をしているのですが、時給10,000円を超えています。
それほどエンジニアの時給は上がり、その分自由な時間が増えます。
その自由な時間で副業や投資を行うことができるようになるのです。
逆に時間単価が低い職業だと、自由な時間が減るのでよろしくないというわけです。
世の中の需要が少なく、供給が多い
これは、経済の需要と供給の話です。
世の中であまり必要とされていない職業、または誰でもできる職業は避けた方がいいです。
なぜか、それは時間単価に影響するからです。
例えば、コンビニバイトで時給10,000円は、あり得ないですよね。
なぜあり得ないのか、それはできる人が多い(供給が多い)からです。
誰でもできる代わりが多くいるような職業では、時給は上がりません。
逆に、できる人が少ない場合、供給が少ないので時給は上がります。
また、IT分野は世界的に成長しており、世の中のエンジニア需要は高く、絶好の職業の一つというわけです。
時給が高い方がいい理由は先ほど書いた通りで、自由な時間が増えるからでしたね。
働く場所が固定
次に、働く場所についてです。
ほとんどの職業は、会社に出社して仕事をすると思いますが、会社に行かずどこでも仕事ができる職業も存在します。
エンジニアもどこでも仕事ができる職業に入ります。
(もちろんエンジニアでも出社が当たり前の会社はまだまだ多いですが)
なぜ、働く場所が固定だとダメで、自由だと良いのか。
これも自由な時間が増えるからです。
朝の身支度、通勤時間、仕事終わりの飲み会、これらの時間がゼロになります。
僕の会社は、コロナの影響で完全リモートワークになりました。
もう1年半以上、一度も出社していません。
オフィス自体無くなったので、コロナが収束しても出社する必要はなくなりました。
その結果、どうなったのか。
毎日、5時間以上の自由な時間が増え、人間関係のストレスがなくなりました。
通勤往復3時間、上司より先に帰りづらくグダグダする時間、行きたくない飲み会、これらにかかる時間ほど無駄な時間はありません。
働く場所が自由になると、時間だけでなく、人間関係のストレスも無くなります。
これも大きなメリットですね。
仕組み化できる副業と相性が悪い
最後は、仕組み化できる副業との相性です。
これはどういうことかというと、積み上げ型の副業と相性が良い職業かどうかということです。
ここで少し副業(労働)の種類について触れておきます。
労働には大きく2種類あります。
- 時間切り売り型
- 積み上げ型
時間切り売り型は、コンビニバイト、UberEats、動画編集、エンジニアで案件を受注などがあります。
積み上げ型は、YouTube、ブログ、自分のサービ開発などがあります。
時間切り売り型は、自分の時間を切り売りするということで働いた時間に対してのみ報酬が得られる仕事で、働かなければ収入はゼロです。
それに対して積み上げ型は、制作したモノが稼いでくれるので、自分が働くのを辞めても稼ぎ続けてくれます。
この積み上げ型の副業をしていくことが重要なのですが、それと相性が良い職業かどうかというわけです。
エンジニアの場合、プログラミングスキルを身につければ、自分でWebサービスやアプリ開発、ゲーム開発、動画作成の自動化、株取引の自動化、こういったことが行えるようになります。
これらの副業の大切さについては、副業の章でさらに深掘りしますが、仕組み化、自動化できるようになると、自分が労働せずにプログラムが労働してくれるので、自分が時間をかけずに稼げるようになるというわけです。
結果、自分の時間が増えることにつながります。
ここまで少し長くなってしまったので、一度まとめます。
時間単価が高く、需要があり供給が少なく、働く場所が自由で、仕組み化できる副業と相性が良い職業に就いた方が良い。
それはなぜか、自分の自由な時間が増えるから。
この条件に適した職業が、エンジニアです。
STEP1. 会社員エンジニアになる
- 時間単価が高い
- 世の中の需要が多く、供給が少ない
- 働く場所が自由
- 仕組み化できる副業と相性が良い
これらを満たしている中で、今の時代に一番あっているのは、エンジニアだと書きましたが、エンジニアと言っても種類があります。
会社員としてエンジニアになるのか、フリーランスエンジニアになるのか。
結論から言うと、まずは会社員エンジニアになるべきです。
エンジニアはフリーランスの方が稼げるからオススメ!と書いてある記事を多く見かけます。
確かに、フリーランスの方が稼げると言うのはその通りです。
会社と社員の関係は、会社が高リスク、社員は低リスクと言う関係にあります。
会社は社員を雇った場合、能力が低くとも即解雇ということができません。
(社員は法律で守られている状態)
つまり、会社は能力低い社員を長期間抱えてしまうという高いリスクがあり、社員は簡単には解雇されないという低リスクな状態になります。
このリスクが偏った関係を対等な関係にするために、社員の給料は全員低く設定されています。
仕事ができない社員を抱えるリスクとして、仕事ができる社員の給料も下げることで保険をかけている状態です。
フリーランスは会社がこの保険をかける必要がない(即契約解消できる)ので、会社員よりフリーランスの方が稼げるというのは当然です。
ただし、会社員には、フリーランスにはないお金以上のメリットがたくさんあります。
その会社員エンジニアのメリットについて解説していきます。
- 給料が安定している
- 社会的信用度が高い
- 技術を学べる
- 個人ではできない大きなサービス、データに触れられる
- 人脈が広がる
会社員とフリーランスの比較は別の記事にまとめていますので、気になる人は参考にしてください。
会社員エンジニアのメリット① 給料が安定している
会社員エンジニアのメリット1つ目は、給料が安定していることです。
これは分かりやすいですね。
会社員であれば、極端な話、何もしなくてもお金をもらえます。
フリーランスであれば、成果を出さないとお金はもらえません。
不労所得ロードマップの現時点で重要なのは大きく稼ぐことではなく、時間単価が高く安定した収入源を作ることです。
その目的を達成するためには、会社員エンジニアが適しているということです。
いきなり月100万円稼ぐとか大きなことを言うのではなく、まずは残業なしで安定して30万円稼ぎましょう。
会社員エンジニアのメリット② 社会的信頼度が高い
会社員エンジニアのメリット2つ目は、社会的信用度が高いことです。
フリーランスは、個人事業主として活動する人が多いですが、個人事業主と会社員では、社会的信用度に天と地ほどの差があります。
日常生活をしている分にはあまり違いを感じられませんが、家を借りたり、クレジットカードを作ったり、ローンを組んだりしたい時に、収入はフリーランスの方が高いのに断られることが多くあります。
YouTuberも個人事業主扱いなので、数億稼いでいてもローンが厳しいみたいなこともあります。
なので、フリーランスになるにしても、まずは会社員として社会的信用度を獲得して、信用度が必要な作業、ローンだったりクレジットカードだったりを済ませて、ある程度貯蓄を作った上でフリーランスになる方が良いです。
結婚したい人も、フリーランスですと言うより、〇〇会社でエンジニアをしていますと言ったほうが好印象になることがほとんどです。
会社員エンジニアのメリット③ 技術を学べる
会社員エンジニアのメリット3つ目は、技術やノウハウを学べることです。
会社には、長年培ってきた技術やノウハウが蓄積されています。
会社員になるとエンジニアとして必要な技術をタダで学ぶことができます。
(むしろ給料を貰えるので、一石二鳥です。)
プログラミングなんて独学で十分と言う方もいますが、現場で必要なスキルは現場で学ぶのが一番効率がいいです。
英語学習も6年間学校で教科書を読んで勉強するより、1年間留学した方が遥かに身につきます。
それと同じです。
実戦での経験こそが一番成長できるのです。
なので、まずは会社員としてお金ももらいつつ副業で活かせる技術やノウハウを学び、個人で稼ぐ力を身につけていくというのが一番効率がいいと思いませんか。
会社員エンジニアのメリット④ 大きなサービス・データに触れられる
会社員エンジニアのメリット4つ目は、大きなサービスやデータに触れられることです。
今や個人でもすごいWebサービスやアプリを簡単に作れるようになりました。
しかし、企業の方が人もお金もあり、コストをかけたサービス開発を行うことができます。
例えば、みずほ銀行のシステム開発コストは、35万人月だそうです。
規模が凄すぎますよね。
これを一人で作ろうとしたら、35万ヶ月、約3万年かかることになります。
無理ですね。笑
そういった超大規模なシステムに携われるというのが会社員エンジニアとしてのメリットです。
「フリーランスでも企業に派遣されれば作れるじゃん」という声が聞こえてきそうですが、派遣社員では扱えるデータには限界があります。
私の会社でもフリーランスの派遣社員の方が多くいますが、そういった方は、ユーザの個人情報や重要なデータの閲覧ができません。
やはり、そういった重要データを扱うには正社員という立場が必要になります。
私は月間PV数億のサービス開発を行っていますが、そこで見られる超膨大なデータは個人でやっていたら一生かけても見られなかったなと思っています。
そういった企業がコストをかけて作り、蓄積してきた膨大なデータに直接触れられるというのは貴重な経験になりますし、副業をする上でも役に立ちます。
会社員エンジニアのメリット⑤ 人脈が広がる
会社員エンジニアのメリット5つ目は、人脈が広がるということです。
フリーランスでも同じフリーランス仲間は増えますが、会社員だと同じ会社の中での人脈はもちろん、他会社の社員と交流する機会もあったりします。
まぁ、これは人によってメリットと感じるかは分かれそうですが、簡単に同業の人と人脈を広げられます。
私は、同じ会社の同期と一緒に副業でゲーム開発をしています。
ゼロから副業仲間を探すより、お互い気のしれた者同士で副業を始められるので、そういったメリットもありますね。
この章の内容をまとめます。
まずはフリーランスより会社員エンジニアの方が良い。
それはなぜか、以下のメリットがあるから。
- 給料が安定している
- 社会的信用度が高い
- 技術を学べる
- 個人ではできない大きなサービス、データに触れられる
- 人脈が広がる
STEP1の内容はこちらでも個別に解説しています。
最速で稼げるエンジニアになる方法を解説する記事を書きました。
挫折しない独学の学習方法も解説していますので、是非参考にしてください。
また、エンジニアを目指すなら、独学もいいですがプログラミングスクールも選択肢としてアリです。
STEP2. 副業で収入を得る
会社員エンジニアになったら、次は副業で収入源を複数確保します。
ここでは、副業の種類となぜ収入源を複数確保すべきなのか、どんな副業をやるべきなのかについて解説します。
副業の種類
副業には「時間切り売り型」「積み上げ型」の2種類あると先ほど書きましたが、ここでいう副業は「積み上げ型」だけにしてください。
時間切り売り型のUberEatsや他人の動画編集などはダメです。
積み上げ型の例
- 自分のYouTubeチャンネルで動画投稿
- ブログ
- 自分のWebサービス、アプリ、ゲーム開発
などです。
一度作ったら、放置しても自動でお金を稼いでくれるモノが積み上げ型です。
時間切り売り型と積み上げ型の特徴を表にまとめておきます。
時間切り売り型 | 積み上げ型 | |
収益化までの速度 | 早い | 遅い |
収益の持続性 | 短い | 長い |
収益の上限 | かけられる時間まで | なし |
例 | コンビニバイト、動画編集 | 自分のYouTube、ブログ |
時間切り売り型は、自分の時間を売っているので、換金性が高く、すぐにお金が手に入りますが、積み上げ型は、収益を得るまでに時間がかかります。
収益の持続性という観点では、時間切り売り型は時間を売った分しかお金を得られませんが、積み上げ型は、長期間自動で稼いでくれます。
また、時間切り売り型の収益の上限は自分のかけられる時間に依存しますが、積み上げ型に上限はありません。
例えば、時給10,000円のバイトを24時間やったとしても1日で24万円しか稼ぐことはできませんが、YouTubeやブログであれば余裕でそれ以上寝ているだけでも稼ぐことができます。
積み上げ型の副業をすると自分の時間以上に稼ぐことができるようになります。
これが重要なポイントです。
エンジニアになるべき理由で、結論は自由な時間を増やせるからと書きましたが、副業も自由な時間を増やせるかどうかで選択すべきなのです。
つまり、本業でも副業でもどうやったら自分の時間を使わずに稼げるか。ということを意識してください。
例外として、積み上げ型の副業に活かせるスキルを時間切り売り型で勉強のために一時的にやるのは全然OKです。
例えば、副業でWebサービス開発をしたい人が、スキルアップのため、Webサービス開発の案件を受けるといった具合です。
ただ、これにあまり時間をかけるべきではありません。あくまで一時的にやる程度に留めてください。
すぐにお金が必要だから時間切り売り型をやるしかない!という人は、本業の選択から見直してください。
すぐに必要なお金のために働かなくて良いように、会社員エンジニアになっているので、お金がないから時間切り売り型の副業とするという選択をしている時点で、本業の選択が合っていません。
複数の副業でリスク分散
そして、副業は一つではなく、複数に分散させてください。
YouTubeだけ、ブログだけ、アプリ開発だけ、ではなく、全部やるのです。
もちろんいきなり全部やる必要はありません。徐々に広げていけば十分です。
全部やる理由は、リスク分散のためです。
YouTubeだけやって、もしチャンネルが閉鎖されたら、もしYouTubeの方針が変わって収益がなくなったら、収入がゼロになります。
ブログもやっていたらいきなり全てがゼロになるということは避けられます。
このリスク分散という考え方は、副業でも投資でも非常に重要なので意識してください。
本業で会社員エンジニアを継続したまま副業をやるというのもリスク分散のためです。
会社員は低リスクで安定収益を確保できます。
本業以外で収入がないのにいきなり会社員を辞めてYouTube一本とかにするのはオススメしません。
人は余裕がないと何もできなくなります。
生活費がないことを心配しながらYouTubeやるなんてのは手がつかなくなります。
低リスクの本業で安定収入を得ながら、積み上げ式の時間のかかる(高リスク)副業に挑戦してください。
エンジニアは仕組み化できる副業と相性がいい
先ほど、仕組み化できる副業との相性について書きました。
この仕組み化というのは、積み上げ型の副業で稼ぐ仕組みを作ることや自動化することを指します。
本業でエンジニアとして技術を学び、それを活かした副業をすべきということです。
Webサービス開発やアプリ開発、ゲーム開発はそのいい例です。
自分のスキルを活かして、積み上げ型の収益源を確保できます。
スキルが必要ということは、それだけ大変ですが、一度身につけてしまえば、他の人が真似しづらい参入障壁となります。
ここでもなんでも作ればいいというわけではなく、きちんと見極める必要があります。
最近稼げるジャンルとして、ハイパーカジュアルゲームというジャンルがあります。
こんな感じのよくTwitterなんかで広告が流れてるやつです。
超ざっくりというと、アプリの宣伝をガンガンして、アプリ内広告で収益を出すモデルです。
個人が一発当てることができる分野で、ゼロから3週間で5億円稼いだ人もいます。
(私が友人と開発しているのもこのジャンルです)
そういった稼げるジャンルを見極めて参入していくことが大切です。
オススメの積み上げ型の副業
3週間で5億円はトップの中のトップですが、そこまでは行かなくとも積み上げ型の副業で本業と相性の良いものをやるべきなのは、なんとなく理解してもらえたと思います。
今回は、オススメの積み上げ型でエンジニアと相性の良い副業を紹介します。
- ブログ
- YouTube
- Webサービス開発、アプリ開発、ゲーム開発
- 技術発信、Udemy講師
ブログ
ブログはエンジニアに関わらず何と組み合わせても相性が良く、手軽に始められるので絶対にやっておいた方いいです。
自分が学んだことの忘備録でも、趣味でも、エンジニア向けの技術発信でもなんでもOKです。
そこにGoogleアドセンスの広告を貼ったり、オススメの商品を貼ったり、アフィリエイトしたりすれば収入になります。
このブログも収益化しているので利益は出ています。
ブログのメリットは、文章を書くだけなので、簡単に始められ、何度でも修正できる点です。
その分、参入障壁が低く、既に多くのブログがあるので、たくさん稼ぐにはしっかりとユーザのためになる記事を書く必要があります。
メリット | デメリット | |
ブログ |
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ブログの始め方についてまとめた記事がありますので、ブログを始めたい方は参考にしてください。
YouTube
YouTubeも割と何とでも相性が良いですが、ブログより収益化が難しいです。
私がYouTubeを始めたのは、2015年ですが、その頃は収益化の条件がなく、始めたら1日目から即収益がもらえましたが、今はチャンネル登録者1,000人以上、年間総再生時間4,000時間という条件がついています。
競合も多く、芸能人やテレビ関係者が多く参入してきているので、相当頑張らないと難しいです。
それでもうまく当てることができれば、今からでも十分に伸ばすことは可能です。
ただし、エンジニアスキルをただ発信するだけでは、難しいです。
専門技術を喋るだけの動画をどれくらいの人が見てくれるのか。ほとんど見てくれませんね。
今からYouTubeでやるなら専門技術を大衆受けする形に変えて発信するのがオススメです。
この戦略をとっており、個人的に好きな技術系YouTubeチャンネルは、ラムダ技術部です。
ただプログラミングをするだけでなく、大衆受けするように技術を面白く伝えたりするなどの工夫がされています。
見てもらえるアイデアがある人は今からでも十分やる価値はあります。
メリット | デメリット | |
YouTube |
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Webサービス開発、アプリ開発、ゲーム開発
次にオススメなのは、個人開発系の副業です。
これは、自分で何か作って広告収益や課金で収益を得る方法です。
私も、地図上でYouTubeで動画検索できるサービスやアプリ開発、ゲーム開発をしています。
作るのにコストとスキルが必要な分、ブログやYouTubeと比べて競合は少ないです。
それでも、思いついたサービスは既に大体あるので、アイデア勝負な部分はあります。
昔は、iPhoneのカメラで顔を写すだけのアプリが鏡として120円で売れていた時代がありましたが、今はそんなの誰も買いません。
一つ作るのにコストがかかるので、どんなアプリならヒットしそうか入念な調査が必要になります。
その分ヒットすれば、リターンも大きいですが。
単純に自分が使いたいアプリを作るだけでも普通に便利になるので、やって損はないです。
メリット | デメリット | |
開発系 |
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技術発信、Udemy講師
エンジニアとしての技術力を発信することは、ブログでもYouTubeでもSNSでもできますが、Udemyで講師として発信するという方法もあります。
ブログやYouTubeは収益化まで時間がかかりますが、Udemyの講師として講座を動画で販売すれば、売れた分だけすぐに収益として手に入るので、割と短期間で収入が得られます。
ユーザにお金を払ってもらう分、しっかりとしたコンテンツを作る必要がありますが。
また、noteで記事を有料販売するという方法もあります。
学んだことを純粋に発信するだけで良いので、独自のアイデアを入れる必要がなく、技術力さえあれば再現性高く稼ぐことが可能です。
ただし、技術は廃れるのも早く、単純な技術発信だけだと廃れた後に全く収益を生み出さないので、どんな技術を発信するかは考える必要があります。
逆にトレンドを先取りしてこれから伸びそうな技術を発信しておけば相当稼げます。
Udemy使ったことないという人は、どんなサービスなのかまとめた記事がありますので、そちらを参考にしてください。
普通に自分のプログラミング学習用として使うにもオススメのサービスです。
メリット | デメリット | |
Udemy |
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STEP2の内容については、こちらで個別にまとめてあります。
STEP3. (必要に応じて) 独立する
会社員エンジニアとして安定収入を得つつ、副業で稼げるようになってきたら会社を辞めようか迷う時期がやってきます。
ここでは、どんな人がどのタイミングで独立すべきなのか、もしくは独立しないほうがいいのかについて解説します。
独立のタイミング
副業である程度稼げるようになってくると
「副業で本業と同じくらい稼げるし、会社やめよっかな〜」という気持ちになります。
気持ちはわかります。
ただ、本業と副業が同額稼げるようになった程度で辞めるのはオススメしません。
会社員エンジニアのメリットは、先ほど書いたこの5つですが、
- 給料が安定している
- 社会的信用度が高い
- 技術を学べる
- 個人ではできない大きなサービス、データに触れられる
- 人脈が広がる
これ以外にも実はあります。
それが、社会保険料と福利厚生です。
会社員の人は、社会保険料を半額、会社が負担してくれています。
他にも福利厚生が充実しており、社宅が無料だったり、会社の生命保険が無料で加入できたり、色々なメリットがあります。
これらを給料と同額稼げるようになったからといって手放すのはもったいないです。
一般的に副業が本業の3倍稼げるようになったら独立しても幸福度は変わらないと言われています。
会社の給料が30万円なら、副業で90万円稼ぐ必要があります。
この数値はあくまで目安ですが、それくらい会社員というのは安定しており、メリットがあるのです。
会社員でいることのメリットと独立後のメリットを比較して独立したほうが良い!と思えるタイミングで独立してください。
独立しないという選択肢
「時間」「場所」「人間関係」を完全にコントロールするには、会社を辞める必要があります。
しかし、会社に身を置いたままでも十分に幸せで充実しているという方は無理に辞める必要はないです。
自分は完全リモートワーク、就業時間の指定なしなので、好きな場所で好きな時間に働ける環境にいます。
会社にいつつ「時間」「場所」に囚われずに働くことができています。
「人間関係」にも恵まれており、非常に楽しく仕事ができていることから、無理に会社を辞める必要はないなと考えています。
今後、さらに自由が欲しくなったらそのタイミングでやめるかもしれませんが、今のところ辞める気はありません。
会社に所属しながら自由を獲得できている人や「時間」「場所」「人間関係」どれかが自由じゃなくても問題ないという人は会社に所属したまま、会社員の恩恵を享受すればいいのです。
独立後の働き方
独立を決意し、独立した人の働き方は、自由です。
- 副業を本業としてさらに頑張る
- フリーランスとして案件を受ける
- 別の業界に行ってみる
などです。
今まで積み上げてきた副業にさらに力を注ぎ、伸ばして稼いでいくもよし。
身につけた技術でフリーランスとして案件を受注し、会社員時代より多くのお金をもらいつつ時間切り売り型の労働をするもよし。
IT業界以外で興味のある別業界に行ってみて経験するもよし。
全てが自由です。
ちなみに、私は独立したらキャンピングカーでも買って日本中走りながら副業を本業にしようかなと思っています。
昔、バイクで日本一周していたので、旅をしながらの生活をまたやりたいなーと思っています。
そんな感じで自由に考えてOKです。
STEP3の内容は、こちらで個別にまとめてあります。
STEP4. 投資で不労所得を得る
- STEP1. 会社員エンジニアになる
- STEP2. 副業で収入を得る
- STEP3. (必要に応じて) 独立する
- STEP4. 投資で不労所得を得る
STEP4と書きましたが、STEP1~3と並行して今すぐ始めて欲しいのが、投資(の勉強)です。
投資はギャンブルではありません。
きちんと勉強して、資産運用していくことで、安定して稼ぐことができます。
最初に書きましたが、このロードマップの最終ゴールは「株や債権で配当金を得ること」です。
投資も色々な方法があります。
10倍値上がりする株を探して買ったり、投資信託をやったり、FXをやったり、仮想通貨をやったり…
今回の目的とする配当金を得るために買うべきは、高配当株です。
次に、どんな投資を勉強して、何を目指せばいいのかについて解説していきます。
投資と税金の勉強
投資をすぐ始めてくださいと書きましたが、正確には投資の勉強を始めてください。
今すぐ株や債権を買う必要はありません。
具体的に何を勉強すればいいのかをここに書くにはとても書ききれないので、今後少しずつまとめていきますが、お金についてのマインドを学べる良書を1冊オススメしておきます。
まずは、この1冊から投資の重要性の理解してください。
また、投資の勉強と合わせて税金の勉強もしておくと良いです。
副業で稼ぐようになったり、独立したりすると今まで会社がやってくれていた税金のあれこれを全部自分でやることになります。
税金についての全体像を学ぶには、この1冊が分かりやすいです。
さらに余力がある人は、経済学を学んでおくと事業をしたり副業のアイデアを考える上でのどういったものに人はお金を払うのかが見えてきます。
経済学の入門としては、これが非常にわかりやすいです。
高配当株で不労所得
株の勉強を進めていくと、株にも種類があるというのがわかってくるはずです。
「グロース株」「バリュー株」「高配当株」などです。
ざっくりとそれぞれ説明すると、
- グロース株:高い成長が見込める企業の株
- バリュー株:株価が割安な株
- 高配当株:配当金がたくさんもらえる株
です。
今回狙うべきは、高配当株です。
大体どのくらい配当がもらえるのかですが、年利3~5%くらいです。
100万円分買うと、年間で3~5万円くらい配当金がもらえれば高配当株となります。
1億円分買うと、年間300~500万円の不労所得になります。
年間の不労所得がいくら欲しいのかにもよりますが、自分が年間200万円で生活できるなら、配当利回り4%の株を5,000万円分買えば良いという計算になります。
(税金については省略しています。)
といった具合に、年間の生活費が分かれば、どのくらいの配当利回りで元手がいくら必要なのか算出でき、その元手を副業で稼いで行くことになります。
これが今回のエンジニアが不労所得を稼いで人生自由に生きるロードマップです。
すぐに株を買わなくていいと言った理由は、この元手が必要になるからです。
投資は、少額で初めてもあまり効果がありません。
もちろんやらないよりはやったほうがいいです。少額から始めて失敗を経験することで得られる学びもあります。
投資とは、お金にお金を稼いでもらうことなので、働いてくれるお金がたくさんいればいるほど、稼ぎも増えます。
稼いでくれるお金を稼ぐために、副業で稼ぎ、増えたお金を少しずつ投資に回していけば良いのです。
そしてここだけ聞くと、5,000万も1億も貯められないと思うかもしれませんが、積み上げ型の副業であれば可能です。
時間切り売り型では、稼げる上限がありますが、積み上げ型であれば、青天井で稼げます。
それこそ、ゲーム開発で一発当てれば、5億稼げる人もいるくらいです。
仮に不労所得だけでそこまで行かずとも、それを目指して副業を続けていけば、副業の収入でも相当なものになります。
それこそ、副業だけで月収100万円を超えている人もざらにいます。
このロードマップは最終ゴール「株や債権の配当金」だけで生活できるようになれば最高ですが、その手前の積み上げ型の副業を積み上げるだけでも十分自由な人生になります。
完遂しなくとも、自由になれるロードマップになっています。
STEP4の内容については、こちらで個別にまとめてあります。
不労所得で生きるためのロードマップ まとめ
ここまで長々と読んで頂きありがとうございます。
最後に今回紹介した「エンジニアが不労所得で生きるためのロードマップ」をまとめます。
- 非エンジニアは「自由な時間」が少ない
- 「自由な時間」を増やすために、エンジニアになる
- フリーランスではなく、まずは会社員エンジニアが良い
- 時間切り売りではなく、積み上げ型の副業をやる
- (必要に応じて) 独立する
- 投資の勉強はすぐに始める
以上です。
完全にこれ通りでなくとも、皆さんの目的に合わせてアレンジして頂いて構いません。
今後も、このロードマップを歩むために必要な情報を惜しみなくこのブログにまとめていくので、参考にしてください。
この記事が皆さんの人生戦略を考える上で少しでも役に立てば幸いです。
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