ブログとWebサイトを運営して稼いでいるエンジニアのユウです。
ブログを始めてGoogleアドセンスで収益化したいけど、審査に通るか不安という方は多いと思います。
- Googleアドセンスで収益化したい
- Googleアドセンスの申請方法を知りたい
- どうやったら審査に通過するか知りたい
こんな方に向けて、Googleアドセンスを4サイトで全て一発合格した私が、どんなことをやったのか解説します。
審査に通過するためには、絶対にやってはいけないこともありますので、時間をムダにしないためにも参考にしてください。
Googleアドセンスとは?
Googleアドセンスとは、Googleが提供しているクリック型広告のことです。
ブログなどのWebサイトに設置することで、読者がクリックすると報酬がもらえます。
サイト運営者は、アドセンスのタグをコピペで貼り付けるだけで自動で広告が表示されるようになるので、全く手間をかげずに自動で収益を得ることができるようになります。
報酬額は、1クリックあたり数十円程度です。
Googleアドセンス以外でブログで収益を得る方法については、こちらで全てまとめていますので、ブログで収益を得たい人は参考にしてください。
Googleアドセンスの審査は厳しい?
Googleアドセンスを利用するには、ブログなどのWebサイトを用意してから申請する必要があります。
申請すれば必ず通るというものではなく、基準に満たないサイトは、審査が通りません。
その審査がなかなか通らないという声を結構聞きます。
実際に審査は厳しいのかどうか。ですが、昔よりは明らかに厳しくなっています。
私が始めてGoogleアドセンスに登録したのは、2014年ですが、当時はほぼ中身がないようなブログでも申請を出せばすぐに通りました。
今では適当に数記事書いた程度ではまず通りません。
2014年に初めて申請したのは、fc2ブログでした。
初めてのブログは今から見れば本当にひどいものでした。
ただの日記です。
1記事あたり200文字程度で、小学生の夏休み日記レベルの内容でした。
そんな記事でも10記事ほどで、Googleアドセンスに申請を出したら一発で通過しました。
今ではありえないですね。
他のブログやサイトは、2015年、2017年、2021年に申請して一発で通過しています。
ブログを始めた友人にもアドバイスをして合格しているので、割と最近の状況も分かっているつもりです。
次の章からは審査に通過するためにやるべきことと、絶対にやってはいけないことを解説します。
Googleアドセンス審査通過のためにやるべきこと
Googleアドセンスは、Googleのサービスなので、Googleの理念と合っていれば良い。
以上です。
と、これで終わらせると苦情が来そうなので、具体的に紹介していきます。
- 読者に有益な独自性のあるコンテンツ
- 読みやすいデザイン
- 更新日が古すぎない
- 文字数や記事数は気にしすぎない
読者に有益な独自性のあるコンテンツ
Googleが掲げる10の事実というページにGoogleの理念が10個掲載されています。
ブログを運営していくなら今後のためにも絶対に読んでおいてください。
最初に書かれているのは「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」です。
ユーザのことを第一に考えましょう。ということです。
ブログに当てはめると、ユーザに有益な独自性のある記事を書く必要があるということです。
もっと具体的にいうと、ユーザが読んでためになる価値のある記事でかつ他には無い要素が含まれている必要があります。
ユーザのためになる記事というのはわかるけど、他には無い要素って?
コンテンツの独自性とは、必ずしも新しい発見を書かないといけないというわけではありません。
他のサイトと同じことを言っていても視点を変えたり、自分なりの解釈を入れたり、分かりやすい例を追加したり、見やすいデザインにしたりと少しでも何かしら自分独自の要素を入れるということです。
この独自性がないと、まず通過できません。
逆にこれさえクリアしていれば、後半に書く禁止事項をやっていない限り、まず通ります。
読みやすいデザイン
記事の質が最高によくても、読みにくいデザインではダメです。
デザインも関係あるの?
はい。ただめちゃくちゃ綺麗なブログにする必要はありません。
普通に読んで読みにくいと感じなければ大丈夫です。
WordPressを使っているならまず問題はないです。
適宜改行するとか、画像を使うとか、読みにくい色にならないとか、その程度です。
なんでデザインが重要なの?
極端な例ですが、白い背景に白い文字を書いたら読めないですよね。
いくらそこに書いてある内容が良くても読みにくいというのは、ユーザの利便性を損なうので、1つ目の理念に反するのでダメだということです。
更新日が古すぎない
3つ目は、記事の更新日が古すぎてはいけないということです。
最後に書いた記事が1年前とかであれば、記事を追加するか過去の記事を修正して更新日を新しくしてください。
どうして更新日が古いとダメなの?
更新されていないということは、記載されている情報が古くなっている可能性があります。
古い情報はユーザの役に立たないことの方が多いです。
つまり、ユーザの利益にならない役立たずのサイトだという判断をされてしまいます。
Google側の立場で考えると、そんなサイトに広告を出したいと思いますか?ということです。
目安として、Googleアドセンスの申請から1ヶ月以内には最終記事が更新されていると良いです。
文字数や記事数は気にしすぎない
文字数と記事数は、気にしすぎなくて大丈夫です。
「最低でも1000文字必要!」「10記事は書く!」と言われていることが多いですが、絶対それだけ書かないと通らないというわけではないです。
私が最近通過した時は、800文字〜3000文字と文字数はバラバラ、申請時点では8記事でした。
しっかりとした内容にするなら、1000文字は超えます。
逆に1000文字にこだわりすぎて、無理やり文字数を稼ぐ方が良くないです。
無駄に文章を増やして冗長になるくらいなら、800文字のままの方がいいです。
少ない文字で良いということは、それだけユーザの読む時間が短くなり、素早く欲しい情報が手になるということなので。
記事数もそうです。
最初はどうしてもアドセンスを早く通したい!という気持ちが出てしまい、無理やり記事を量産しがちですが、無理やり量産してもGoogleにはバレます。
量産した質の低い10記事より、質の高い5記事の方がユーザにとって価値があります。
あくまでユーザ目線で価値を考えましょう。
Googleアドセンス審査通過のために絶対にやってはいけないこと
ここまでの内容を実践すれば、問題ありませんが、絶対にやってはいけないことがあります。
それはGoogleアドセンスポリシーで禁止されていることです。
これに違反すると、広告が配信停止になるので、そもそも違反していたら審査は絶対に通りません。
よくやりがちなものをピックアップします。
- 他のサイトからコピペ
- 嘘の情報
- アダルトコンテンツ
- その他、禁止事項
他のサイトからコピペ
コピペ、ダメ。絶対。
Googleアドセンスポリシーの知的財産権の侵害で禁止されています。
他サイトと内容であっても必ず文章は自分で考えましょう。
コピペじゃなくて引用ならいいでしょ?
引用は法律で認められている合法コピペができる方法ですが、細かなルールがあります。
- 引用箇所が明確であること
- 引用元を明記すること
- 引用が主体コンテンツでないこと
とりあえず、この3つを満たせば引用は合法ですが、Googleアドセンスを通す段階では、引用せず、全て自分の文章で書いておいた方が無難です。
嘘の情報
嘘、ダメ。絶対。
これもわざわざ書くようなことではないですが、欺瞞行為として禁止事項になっています。
意図的に嘘を書いて騙すようなことをする人はいない。と信じたいですが、やってしまいがちなのが知らずに嘘(誤った情報)を書いてしまうパターンです。
自分の意見を書くのであればいいですが、真実がある事象や根拠が必要な文章で誤った情報を掲載してしまうと嘘になります。
わざとじゃなくても、Googleからしてみれば、わざとなのかそうでないのか区別できません。
しっかりと調べて責任を持って書くように心がけましょう。
アダルトコンテンツ
アダルトサイトを運営しようとしている人には残念なお知らせですが、Googleアドセンスはアダルトコンテンツがあるとダメです。
別の広告を利用しましょう。
このアダルトコンテンツというのは、画像や動画、音声だけでなく、文章だけでもアウトです。
どこまでがセーフでどこからがアウトなのか線引きが難しいですが、アダルトは取締りが厳しいので、少しでもそういった要素が含まれていたら削除してから申請しましょう。
Goodleアドセンスのフォーラムにも、アダルト要素がないはずなのにアダルトを理由に広告停止させられたと質問があったので、どこが引っかかるのか不明な部分が多いです。
余談ですが、Googleアドセンスや他のGoogleサービスにはフォーラムがあるので、各サービスで不明点があれば質問してみると良いです。
その他、禁止事項
その他の禁止事項を一覧で載せておきます。
一つでも引っかかると即アウトなので、注意してください。
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害
- 動物への残虐行為
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 誤解を招く表現
- 信頼性がなく有害な文言
- 欺瞞行為
- 操作されたメディア
- 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ
- 報酬を伴う性的行為
- 国際結婚の斡旋
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待と性的搾取
詳しくはGoogleアドセンスポリシーを参考にしてください。
Googleアドセンスの申請手順
実際にGoogleアドセンスの申請手順を解説します。
- Googleアカウントを作成
- Googleアドセンスのアカウントを開設
- お客様情報を入力
- 電話認証
- サイトとアドセンスを紐付ける
必要なものは、こちらです。
- サイトのURL
- メールアドレス
- 名前
- 住所
- 電話番号
この記事を読んでいる人は、ブログやサイトを持っていると思うので、大丈夫だと思いますが、これから作るという方は、先にサイトを作ってからじゃないと申請できません。
ブログを始めたいと思っている人は、こちらを参考にして始めてください。
> 初心者向けブログの始め方
手順1. Googleアカウントを作成
Googleアドセンスには、Googleアカウントが必要です。
もしまだ持っていない方は、Googleアカウント作成から作成してください。
Googleアカウントは一人何個でも作ることができますが、アドセンスに紐づけられるのは一人一アカウントだけです。
複数アカウントでGoogleアドセンスは利用できないので、どのアカウントでアドセンスを利用するかはよく考えてください。
昔、雑に作ったアカウントでアドセンスを始めてしまい、それを忘れて別のアカウントで申請したら1ユーザ1アカウントしか無理ですと怒られました。
間違ったアカウントで始めてしまった場合でもアカウントの変更ができるので、そこまで気にする必要はありません。
手順2. Googleアドセンスのアカウントを開設
GoogleアカウントでログインしたらGoogleアドセンスの申し込みをしましょう。
- 自分のウェブサイト
- メールアドレス
- お得情報のメール配信の有無
を入力して、次へ進む。
国を選択して利用規約にチェックを入れてアカウントを作成します。
手順3. お客様情報を入力
アカウントの種類「個人」か「法人」を選択して、住所などを入力します。
支払先を間違えると収益を正しく入金されないことがあるので、間違えないように注意しましょう。
手順4. 電話認証
本人確認のために電話認証を行います。
ショートメッセージ(SMS)か通話どちらか選択できます。
電話番号は、国コード(日本なら+81)をつけた形で入力する必要があります。
例えば、電話番号が「08012345678」 なら 「+818012345678」のように先頭の0を消して「+81」をつけて入力します。
手順5. サイトとアドセンスを紐付ける
次に自分のサイトとアドセンスの紐付けを行います。
Adsenseコードと書かれている<script>~</script>を全てコピーしてください。
これをheaderに貼り付けます。
WordPressを利用しているなら、以下の手順で貼り付けてください。
- 外観 > テーマエディター > header.phpを開く
- header.phpの<head>~</head>の間に貼り付ける
他の部分を削除したり、間違って入力するとページが表示されなくなる可能性があるので、注意してください。
もし、テーマにCocoonを使っているなら、Cocoon設定 > アクセス解析・認証タブからも設定可能です。
ヘッド用コードに、コピーした内容を貼り付けて保存してください。
(header.phpに直接追加するか、こちらに追加するかどちらか一つで大丈夫です。)
保存できたら、アドセンスの画面にもどり完了を押します。
コードが正しく設定できていると、このような画面が表示され、サイトの審査が始まります。
審査は、数日〜1週間程度かかりますので、ゆっくりと待ちましょう。
以上で、Googleアドセンスの申請は完了です。
無事審査が通れば、メールが届きます。
お疲れ様でした!
Googleアドセンスの審査通貨方法 まとめ
最後にもう一度審査を通すためにやるべきこととやってはいけないことをまとめます。
やるべきこと
- 読者に有益な独自性のあるコンテンツ
- 読みやすいデザイン
- 更新日が古すぎない
- 文字数や記事数は気にしすぎない
やってはいけないこと
- 他のサイトからコピペ
- 嘘の情報
- アダルトコンテンツ
- その他、禁止事項
もし、審査に落ちしまった場合は、こんな感じで何がダメだったのか教えてくれるので、内容をしっかりと確認して修正後、再申請しましょう。
以上です。
他にもブログで稼ぐ方法やエンジニアで稼ぐ方法などをまとめていますので、参考にしてください。
稼ぐためのオススメ記事
> ブログで収益を得る8つの方法
> 動画でスキルを身につける方法
> 最速で稼げるエンジニアになる方法
コメント