この記事を読んで欲しい方
- PCやスマホのデータをバックアップしたいけど、どこに保存しておけばいいの?という方
- NASにバックアップしたいけど、どんなメリットがあるの?という方
- NASを有効活用したい方
PCやスマホのデータ、バックアップとっていますか?
形あるものは、壊れたら買えばいいですが、データは買えません。
仕事の資料、家族との思い出、秘蔵コレクションなどなど、消えて悲しむ前にバックアップを取っておきましょう。
「でも、どこにバックアップしておいたらいいの?」という方に、今回おすすめするバックアップ先は、NASです。
茄ではないです、ネットワークHDDです。こんな感じのやつです。
PCに内蔵されている通常のHDDは、そのPCからしかアクセスできませんが、NASはネットワークに繋がっているので、wifiや外出先から自由にアクセスできます。
「それならGoogle DriveやDropboxのクラウドサービスでいいじゃん」と思うかもしれませんが、僕がNASをオススメする理由は、これです。
- 高速にデータ転送できる
- 大容量のデータが保存できる
- データを自分の手元で保管・管理できる
- 様々な機器でデータを共有できる
実際に、僕も自宅にNASを設置して、PC3台、iPhone2台、iPad1台の全てのデータをほぼ毎日、自動でバックアップしています。
そのあたりについては、別の記事で書こうと思うので、書けたら追記します。
NASは高速にデータ転送ができる
クラウドサービスでは、データは世界中のどこかにあるデータセンターに保存されており、インターネットを介してアクセスします。
そのため、インターネット回線が遅ければ、データ転送速度は落ちます。
NASでは、自宅にデータを保存するため、自宅内からのアクセスであれば、インターネットを介さず、高速にデータ転送ができます。
NASは大容量のデータを保存できる
クラウドサービスを利用している方なら分かると思いますが、無料で保存できるデータはせいぜい数GB程度です。
有料プランでも、1TB程度しかデータを保存できません。
それだけあれば十分だと思うかもしれませんが、スマホやPCの全てのデータを何年分も保存していたらすぐに足りなくなります。最低でも10TBは確保しておきたいです。
NASであれば、格安のHDDを大量に積めるので、数十TBのデータ保存が可能になります。
NASはデータを自分の手元で保管・管理できる
先ほども書きましたが、クラウドサービスでは、データを世界中のどこかにあるデータセンターに保存するため、もしかしたら自分のデータが漏洩するかもという危険があったり、誰かにこっそり見られているのでは?という気持ちになります。
自宅にデータを保管できるNASであれば、自分や家族、仕事仲間などプライベートな関係の中だけでデータを安全に共有することができます。
とはいえ、大企業が運営するクラウドサービスであれば、セキュリティ対策も万全であると思うので、これはそこまで心配する必要はないと思っています。
「データを外に保管しておきたくない!」という方以外は気休め程度で考えてもらって大丈夫です。
NASは様々な機器でデータを共有できる
NASには、マルチメディア機能が備わっているものがあり、PCやスマホ以外のインターネットにつながる機器(テレビやゲーム機)からもデータにアクセスすることができます。
例えば、PCにある音楽をNASに入れて、テレビから再生するなんてことも可能です。
これから様々な機器がインターネットに接続できるようになるので、色々な機器からNASにあるデータにアクセスできるようにしておくと、活用の幅が広がります。
まとめ
以上が、NASにPCやスマホのデータをバックアップしておくおすすめの理由です。
まとめるとこんな感じです。
NAS(ネットワークHDD) | クラウドサービス(Dropboxなど) | |
---|---|---|
データ転送速度 | 早い | 遅い |
データ保存容量 | 多い | 少ない |
セキュリティ | 普通 | 普通 |
データ共有性 | 高い | 低い |
今回は、バックアップに焦点を当てて書きましたが、もちろんバックアップ用だけではなく、普段使っているデータの保管用としても十分使えます。
そのうちNASについて、もう少し書こうと思います。
それでは、NASで快適なITライフを!
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