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エンジニアが独立してフリーランスで稼ぐには?独立のタイミングは?

不労所得ロードマップSTEP3独立して稼ぐ

エンジニアが不労所得で生きるためのロードマップSTEP3. 独立して稼ぐ」について詳しく見ていきましょう。

「フリーランスになりたいけど、やっていけるか心配」
「いつ独立したらいいの?」

そんな人のために、フリーランスで稼ぐ方法を丁寧に説明します。

この記事は、STEP1「会社員エンジニアで稼ぐ」STEP2「副業で稼ぐ」本業と副業である程度収入がある人を対象にしていますので、まだエンジニアとしてスキルがない人や副業で1円も稼げていない人は、先にこちらを読んでください。

STEP1「会社員エンジニアで稼ぐ」
STEP2「副業で稼ぐ」

そして誤解して欲しくないのが、全ての人が独立した方が良いというわけではないです。

フリーランスがあっている人もいれば、会社員の方があっている人もいます。

私は、2014年から個人開発を始め、2018年に就職して現在も会社員としてエンジニアをしていますが、今はこの働き方の方があっていると感じています。
(会社員であることのメリットが大きい。)

STEP1,2は、全ての人にオススメしていますが、このSTEP3については、あなたにあった選択をしてください。

「どうやって選択すれば良いのか」についてもまとめます。


フリーランスとは?

フリーランスとは、企業や組織に所属せず、個人のスキルで稼ぐ個人事業主のことです。

フリーランスというと、エンジニアのイメージが強いですが、エンジニアに限らず、デザイナーやWebライター、組織に属していないYouTuber、ブロガーもフリーランスということになります。

このロードマップでは、エンジニアが不労所得で生きるための戦略ということで、フリーランスのエンジニアという意味で、フリーランスという言葉を使っていきます。

会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの違いをざっくりとまとめました。

会社員 フリーランス
年収が決まる要因 所属企業、年齢 仕事量、個人の能力
年収(目安) 固定(400~700万円) 自由(600~900万円)
収入の安定性 安定 不安定
働き方 時間場所固定 自由
仕事に対する責任 会社全体で分散 個人が負う
社会的信用度 高い 低い
福利厚生と保険 充実している ない
技術習得環境 会社や先輩が提供 自主的に学ぶ
開発サービス規模 大きい 小さい
人脈 近い業界の人と深い 業界関係なく浅い

それぞれ一言で表すと

会社員は、収入が安定しているが、働き方や環境が限定的、技術習得の機会を得やすく近しい業界の人と交流しやすい。

フリーランスは、年収・働き方・環境・人間関係全て変動的で、個人の能力により自由だが、安定性がない。

詳しく知りたい人は、こちらで解説しています。

ITエンジニアなら会社員とフリーランスどっちがオススメ?年収・働き方を比較
ITエンジニアになるなら「会社員」と「フリーランス」どっちがいいの?という悩みにお答えします。会社員とフリーランスエンジニアそれぞの特徴を比較して、どんな人が会社員・フリーランスエンジニアに向いているのかまとめました。

会社員エンジニアが向いている人

会社員エンジニアが向いている人の特徴はこちらです。

独立してフリーランスが向いている人

フリーランスエンジニアが向いている人の特徴はこちらです。

独立すべきタイミングは?

会社員をやめてフリーランスになりたい!と思う人の大半が「時間・場所・人間関係に縛られず、自由に稼ぎたい」だと思います。

もちろん、フリーランスではこれらの目的を達成することは可能です。

しかし、リスクもあります。

フリーランスは会社員と比べて収入が安定せず、全く稼げなくなるリスクもあります。

このリスクを抑えるための対策をしっかりと行ってから独立しましょう。

具体的には

この二つが整っていない状態で独立はすべきではありません。

最低1年分の生活費を貯金

収入が完全にゼロになったとしても、1年は生活できるだけの貯金をしましょう。

例えば、1ヶ月の生活費が20万円なら、240万円の貯金。

6ヶ月でも大丈夫という人もいますが、短すぎます。

もしダメそうならバイトをするか会社員に戻る決断を迫られますが、この判断は貯金がゼロになる前にする必要があります。

具体的には、もし貯金が無くなりそうなら、無くなる2ヶ月前に再就職活動は行いましょう。

1年分の貯金があるなら、10ヶ月目に会社員に戻るか考え始めます。

6ヶ月しかないと、実質4ヶ月しかフリーランスとして挑戦する期間がなく、成果を出すには短すぎます。

余談ですが、企業が資金調達をするのは、事業を起こす18ヶ月前であることが多いです。
つまり、18ヶ月分は操業していけるだけの資金を手元に残しておく必要があります。

独立の場合も、18ヶ月分の貯金を…と言いたいところですが、次に説明する副業の収益があるので、1年分で大丈夫です。

目安なので、もちろん貯められるならもっと貯めておいた方がいいです。

積み上げ型の副業で収益を得られる状態を作っておく

STEP2「副業で稼ぐ」でも書きましたが、積み上げ型の副業で自動で収益を得られる状態を作っておきましょう。

この状態が作れていれば、独立して収入がゼロになったとしても多少の収入は確保できます。

1年分の貯金を使い果たしたタイミングで、プラス3ヶ月生活できる程度の収入が得られれば問題ないです。

月の生活費20万円の人なら、月5万円の副業収入があれば良いことになります。
(3ヶ月分の生活費60万円を12ヶ月で稼げば良いので、60 ÷ 12 = 5)

10ヶ月目に再就職するかの判断と書きましたが、残り2ヶ月しかないという精神的不安状態では、正常な判断ができなくなるため、プラス3ヶ月でトータル5ヶ月分の余裕を確保しておきたいということです。

独立前にやっておくべきこと

貯金と副業で稼ぐ仕組みを作っておく必要があると書きましたが、お金以外でもやっておくべきことはあります。

社会的信用のいる作業

フリーランスには、社会的信用度は全くありません。

ゼロだと思ってもらった方がいいです。

会社員とフリーランスの違いでも解説していますが、社会的信用度というのは「どれだけ稼ぎが安定しているか」です。

来月の収入額もわからないようなフリーランスは全く信用されません。

なので、フリーランスになる前に社会的信用を必要とする作業をやっておきましょう。

などです。

お金の仕組みを理解

会社員でいるときは納税は会社がやってくれていましたが、フリーランスでは全て自分でやる必要があります。

知っておくと優遇される制度があったり、そもそも知らないと脱税になる可能性もあるので、税金についてはしっかりと勉強しておきましょう。

税金について、ゼロから学べる書籍を1冊オススメしておきます。

図も多く、知識が全くない人でも非常に分かりやすいです。

保険の仕組みを理解

税金と共に重要なのが、保険や年金です。

会社員は、厚生年金に加入していますが、フリーランスになると厚生年金ではなく国民年金に加入が必要になります。

他にも健康保険が変わったりと会社員であった時には、会社が色々やってくれていたことを自分でやる必要があります。

保険についても勉強しておきましょう。

他にも、個人事業主になるなら開業届を出したりと、申請が必要になります。

各種必要な申請書や書き方がまとまっている本がありますので、参考にしてください。

個人事業主自体は、会社員でもなることができ、税制上優遇されることもあるので、独立しなくとも知っておくと役立ちます。

フリーランスエージェントの登録

フリーランスエージェントは、簡単に言うと仕事を取ってきてくれるサービスです。

一人で全てやろうとすると、営業から開発まで全て自分でやる必要がありますが、エージェントを利用すると営業を自分でやらなくて済みます。

もし、案件を受注して活動していくなら、利用することをオススメします。

案件を受注しない(自分オリジナルのサービス開発だけ)であっても、一度利用してどういったものか理解しておくと、いざというときに利用できるので、独立前の余裕があるときに試しておくと良いです。

また、同じ理由でクラウドソーシングも登録しておき、余裕があれば使ってみることをオススメします。

独立後にどうやって稼ぐか?

独立後の稼ぎ方は、何をやるかによって変わります。

それぞれ働きたいように働くことができます。

決まった働き方にとらわれない、それがフリーランスの醍醐味ですからね。

一応、私の経験上のオススメを書いておきます。

一番オススメなのは「副業を伸ばしつつ新しい積み上げ型の労働」です。

せっかく会社員という時間切り売り型の労働から開放されるのに、案件受注では結局時間切り売りを続けることになります。

(単価は3倍くらいになるので、月収30万だった人が月収100万円を手っ取り早く目指すなら案件受注が一番早いです。)

それよりも、元々副業だったものに50%程度注力して、収益を拡大させつつ、新しい積み上げ型の労働をしましょう。

本業をやりつつ副業で5万円程度稼げていたなら、50%注力でも20万円程度には簡単に伸ばせます。

0から5万円は相当厳しいですが、5万円から20万円は比較的簡単に達成できます。

そして、副業だったものを伸ばしつつ、残り50%の余力で、新しい副業を始めてください。

もちろん積み上げ型です。

例えば、元々ブログを副業として5万円稼げていたなら、ブログで20万円稼げるようにしつつ、さらにアプリ開発で3万円稼ぐことを目指すイメージです。

新しく始める副業は0からスタートなので稼げるようになるまで時間がかかりますが、その分の生活費などは、今までの副業を伸ばして稼ぐことになります。

これを繰り返して、積み上げ型の収入源をどんどん分散させることで、リスク分散に加えて自分の労働時間を削減していくことができます。

積み上げ型の収入だけでは不十分

最終的には、積み上げ型の収入だけで十分な生活費と貯金ができるようになるので、労働をしなくて済むようになります。

が、積み上げ型と言っても永久に稼ぎ続けてくれるわけではありません。

YouTubeの動画も投稿してすぐは再生回数が伸びますが、10年経っても同じくらいの再生回数を稼げるかというと、そうではありませんよね。

積み上げ型の収入であっても、収益力というのは徐々に衰えていきます。

その衰えがあるせいで、積み上げ型の収入だけで完全な不労所得というわけにはいかないのです。
(常に新しいコンテンツを作り続ける必要があり、不労ではなくなる。)

この衰えに対する対策として、投資による配当収入が必要になります。

投資による配当収入は完全な不労所得になります。

投資については、次のSTEP4で詳しく解説します。

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